マンコのニオイは性感染症などの病気だけでなく、生活習慣も原因になることを知っていますか?

今回は、マンコがイカ臭くなる原因とその対処法・予防法についてご紹介していきます。

マンコがイカ臭い原因とは?

泡風呂に入っている女性の画象

マンコがイカ臭くなる原因には、性感染症、膣内環境の乱れ、不適切な洗い方、すそわきがなどさまざまな理由が考えられます。

それぞれきっかけや症状、おりものの性状に特徴があり、解決のためにはこれらを見分けることが大切です。

マンコがイカ臭い主な原因は10種類あります。

  1. クラミジア感染症
  2. 淋病
  3. トリコモナス膣炎
  4. カンジダ膣炎
  5. 細菌性膣症
  6. 萎縮性膣炎
  7. 抗生物質の使用
  8. 洗いすぎ
  9. 恥垢(ちこう)
  10. すそわきが

それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①:クラミジア感染症

クラミジア感染症は性感染症の中でも最も患者数の多い病気です。

感染してから発症するまでの潜伏期は2~3週間と長く、忘れた頃に症状が現れ始めます。

症状としては、水っぽいおりものが増え、やや不快感を覚える程度のイカ臭さを伴います。

腹痛や発熱がみられることもありますが、多くの場合は症状は軽く、自覚症状が全くみられないこともあります。

症状は男性と比べて女性の方が軽い傾向にあり、気付かないうちに性行為を繰り返してしまうことで感染が蔓延していることが問題となっています。

自覚症状は乏しいものの炎症は着々と進行し、放置すると膣から子宮、卵管、卵巣へと感染が広がっていきます。

卵管は卵巣と子宮をつなぐ非常に細い管で、卵子の通り道となっています。

ここまで感染が広がって、炎症や癒着が起こってしまうと、卵子の通り道がふさがってしまい、子宮外妊娠や不妊の原因にもなります。

②:淋病

淋病は男性ではクラミジアの次に多い性感染症で、うつされてしまう可能性の高い病気です。

潜伏期は2,3日と短く、症状としては、おりものの増加や外陰部のかゆみ、排尿時痛などがみられます。

膣や尿道からは膿が排泄され、強い悪臭を伴います。

クラミジア感染症と比較するとやや症状が強いものの、放置してしまう方も少なくなく、クラミジア感染症同様に子宮外妊娠や不妊を引き起こす原因となります

③:トリコモナス膣炎

トリコモナス・バジナリスという寄生虫による性感染症です。

潜伏期間は5日~1ヶ月と幅広く、症状としては外陰部のかゆみやおりものの増加がみられます。

おりものは黄色~灰色で、イカ臭いニオイを伴い、多量の泡を含んだ泡沫状となる特徴が知られています。

性行為以外でも、衣類やタオルの共有によって家族間で感染したり、便器や湯船、あるいは産婦人科での内診や診察台から感染することもあります。

④:カンジダ膣炎

カンジダ菌は真菌(カビ)の一種です。

身体にカビが生えるというと少し衝撃的かもしれませんが、実はカンジダ菌は皮膚の常在菌の1つです。

常在菌とは、もともと身体に住み着いている菌のことであり、普段は悪さをすることはありません。

例えば、腸内細菌の1つである乳酸菌のように、むしろ身体の働きを助けてくれるような菌も常在菌に含まれます。

通常、これらの常在菌は身体の免疫機能によって抑えられているため、過剰に増殖して害をもたらすようなことはありません。

しかし、免疫機能が低下しているような状態では、その監視から外れてしまうために、暴走してしまうのです。

症状としては、白いおりものが増え、イカのような臭いが生じます。

おりものは液体状というよりは、白い塊がポロポロするのが特徴的で、「酒かす状」「ヨーグルト状」「粥状」などと表現されます。

非常に強い掻痒感を伴い、患者さんの中には外陰部が真っ赤になるほどのひっかき傷を作ってしまうこともあります。

カンジダ膣炎は性感染症の1つとしても知られていますが、実際に性行為によって感染する確率は10%程度で、90%は上記の通り免疫力の低下によって生じます。

⑤:細菌性膣症

膣内にはカンジダ菌以外にも、大腸菌やGardnerella vaginalis(ガルドネラ・バジナリス)、バクテロイデス属などさまざまな細菌が常在菌として存在しています。

通常、膣内に最も多く存在している常在菌は乳酸菌です。

乳酸菌は酸性の物質である乳酸を作り、膣内環境を酸性に保つことで、他の菌の感染や増殖を防いでいます。

ストレスや体調不良など、何らかの原因によって乳酸菌が減少してしまうと、このバランスが崩れ、上述したような多様な細菌が過剰に増殖してしまいます。

こうして雑菌が増殖する結果、膣内環境が乱れ、悪臭を発するようになります。

症状としては、灰白色でクリーム状のおりものが増え、生臭い、イカ臭いようなニオイが伴います。

外陰部のかゆみが生じることもあります。

⑥:萎縮性膣炎

萎縮性膣炎は、閉経後、あるいは卵巣摘出術などの治療後に生じる膣の炎症です。

おりものは膣から出ている分泌物ですが、これが膣内の雑菌を絡めとりながら体外へ排出されることで、膣内を病原菌から守っています。

これを膣の自浄作用と呼んでいます。

閉経による女性ホルモンの低下、あるいは女性ホルモンを産生している卵巣を取り除く手術によって、女性ホルモンが低下すると、膣は萎縮(小さく縮こまる)していきます。

その結果、自浄作用のもととなる分泌物の量が減り、膣内環境が乱れ、雑菌が繁殖してしまいます。

症状としては、膿の混じった黄色いおりものが増え、かゆみや悪臭を伴います。

分泌物が低下することで膣壁は物理的な刺激に弱くなり、性交痛や不正性器出血などもみられます。

⑦:抗生物質の使用

抗生物質は細菌を殺すための薬です。

病気の原因となっている細菌はもちろん、特に悪さをしていなかった常在菌、あるいは身体のために働いてくれていた常在菌さえも殺されてしまいます。

その結果、膣内環境が乱れ、これまで紹介した病気と同じようにイカ臭いおりものが分泌されます。

⑧:洗いすぎ

繰り返しになりますが、膣内は免疫機能や常在菌の働きによって常に一定のバランスが保たれています。

ストレスや疲労によって少し免疫機能が低下したり、膣の自浄作用が低下すると、このバランスは容易に崩れてしまいます。

そして、ニオイを気にするあまり膣を洗いすぎてしまうことも、このバランスを崩す一因となります。

アルカリ性の洗剤を使ってしまえば酸性に保たれているはずの膣内環境が乱れてしまいますし、常在菌を洗い流してしまえば、また別の種類の細菌が領土を広げることにもなります。

その結果、上述したような病気へつながったり、そこまでいかなくても膣内環境が乱れることで雑菌の増殖やおりものの性状の変化が生じ、イカのような臭いの原因となります。

マンコの正しい洗い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています↓

>まんこ(外陰部と膣内)の正しい洗い方|洗う順番や注意点についても

⑨:恥垢(ちこう)

ここまで性感染症や膣内環境の乱れなどが原因となるものを紹介してきました。

しかし、それらを差し置いて最も単純な理由として考えられるのが恥垢、つまり汚れが溜まっている状態です。

膣からは常時おりものが分泌されています。

汗もかくし、尿も付着します。

その上、入り組んだ構造になっているために、非常に汚れが溜まり、なおかつムレます。

そして、これらの構成成分から分かるように、非常に強いニオイを伴い、チーズ臭い、イカ臭いなどと表現されるニオイを伴います。

小陰唇の溝から陰核(クリトリス)を覆っている皮膚まで、しっかりと洗いましょう。

⑩:すそわきが

脇から独特のニオイを発する「わきが」についてはご存知の方も多いかもしれません。

すそわきがは、性器から同じようなニオイがする状態をいいます。

わきがとすそわきがは、その大本の原因は同じです。

私たちの身体には、汗を分泌する機構である汗腺が2種類存在します。

1つはエクリン汗腺と呼ばれるもので、身体中に存在しています。

主な成分は水分とわずかな塩分で、ニオイの弱いサラサラした汗が分泌されます。

もう1つはアポクリン汗腺と呼ばれるもので、こちらは脇や耳、乳輪、陰部などに存在します。

主な成分は水に加えてタンパク質や脂質が含まれ、これらがニオイの元となります。

わきが、すそわきがのニオイは人によって異なりますが、玉ねぎのような刺激臭であったり、イカ臭いと表現されることもあります。

すそわきがの詳しい原因についてはこちらをご覧ください↓

>すそわきがの主な6つの原因|簡単なセルフチェックも一緒に解説

マンコがイカ臭いときの6つの改善方法

鼻をつまんでいる女性の画象

あそこがイカ臭いときに行う対処法のポイントは、これ以上雑菌を繁殖させないことです。

このためには、服装や生活習慣など、日常生活におけるいくつかの注意点があります。

今回は6つ改善方法をピックアップしました。

  1. 膣内を清潔にする
  2. 日中は消臭ケアを取り入れる
  3. おりものシートをこまめに変える
  4. ムレない服装を心がける
  5. 溜まった疲れを癒す
  6. 病気が疑われるときは産婦人科へ

では、詳しく改善方法を解説していきます。

①:膣内/外陰部を清潔にする

性感染症を除けば、膣がイカ臭くなる主な原因は常在菌が好き勝手に繁殖してしまうことが挙げられます。

恥垢が原因であればしっかり洗い流し、洗いすぎが原因であれば正しい洗い方を身につけることが必要です。

外陰部を洗う際は、ガシガシ擦るのではなく、なでるように優しく、ただし洗い残しがないように凹凸に合わせて丁寧に洗いましょう。

その時は通常のボディーソープや石鹸ではなく、デリケートゾーン専用の石鹸やソープを使うのが無難です。

また、膣内は特殊な環境に保たれているため、ボディーソープや石鹸の使用は控えてください。

お湯できちんと洗えているかと不安な方は、膣内専用の洗浄剤も販売されていますので、試してみるとよいかもしれません。

②:日中は消臭ケアを取り入れる

ソープや石鹸でのお手入れは、洗ったときはきれいでも、1日中清潔な状態を保つのは難しいです。

そのため、お昼ごろにムワァ~ンっと臭ってきたり・大切なラブタイムに集中できないというデメリットがあります。

なので、日中のケアとして、消臭ケアを取り入れると、いざという時も安心です。

具体的な方法としては、デリケートゾーン専用の消臭スプレーを使い、気になるときにあそこにシュッとひと吹きするだけです。

正しい洗い方で外陰部を洗ったとしても、すぐにイカ臭いにおいがなくなるわけではありません。

でも、今すぐにイカくさい臭いを無臭にしたいのは、誰しもが思うところです。

女性にとってあそこの臭いは死活問題。

「いざという時のため」にも、ポーチに常時携帯しておけば、気持ちにゆとりができます。

③:おりものシートをこまめに変える

おりものシートは簡易的なトイレと考えましょう。

汗や皮脂だけでなく、陰部や毛に付着した尿、膣内の菌を絡めとったおりものなど、体外へ出た排泄物を一時的に受け止めている状態です。

そして、体内では免疫機能によってある程度制御されていたものが、体外に排泄されることでその支配を逃れ、おりものシート上では急速に雑菌が増殖します。

膣を清潔に保つためにも、ニオイの元はすぐに捨てて、シートをこまめに変える習慣をつけましょう。

④:ムレない服装を心がける

女性器は男性とは異なり、身体の内側に入り組むような構造になっています。

このため非常にムレやすいことが難点となっています。

病原菌にとって、温かく湿ったところほど住みよい場所はありません。

ニオイを閉じ込めて濃縮させてしまわないためにも、それ以上の雑菌の繁殖を防ぐためにも、服装は通気性のよいものを選びましょう。

⑤:溜まった疲れを癒す

疲労は免疫機能の天敵です。

免疫機能を向上させる方法には、食生活や運動習慣、サプリメントの使用などさまざまなものがありますが、何より大事なのは身体の疲れを癒すことです。

カンジダを例にとれば、カビが生えてしまうほど身体を酷使してしまっている状態なのです。

気が済むまで寝る、シャワーで済まさずに湯船に浸かる、アロマを焚くなど、その方法はなんでも構いません。

ご自身が1番リラックスできるものを選んで、身体をストレスから解放させてあげましょう。

⑥:病気が疑われるときは産婦人科へ

体質や一時的なものではなく、なんらかの病気が疑われるような場合には、速やかに産婦人科を受診してください。

性感染症の中には、自覚症状の乏しいまま不妊をきたすものもあり、ささいな違和感に気付けることが重要になります。

ご自身の身体を守るためにも、大切なパートナーを守るためにも、不安のある方は一度受診してみるとよいでしょう。

また、性感染症ではパートナー間でうつし合ってしまう「ピンポン感染」が問題となっています。

一方が治療しても、もう一方が放置してしまえば、同じことの繰り返しです。

治療の際は必ず、パートナーと同時に行うことが必要です。

マンコがイカ臭くならないようにする5つの予防法

バツとポーズをとっている女性の画象

あそこがイカ臭くなるニオイのもとは雑菌や老廃物です。

予防のためには、これらを溜め込まないことがポイントになります。

主な5つの予防方法は下記のとおりです。

  1. 洗浄液を使うなら弱酸性を使う
  2. 通気性のよい清潔な下着を身につける
  3. ストレスを溜め込まない
  4. 運動する習慣をつける
  5. セックスの時はコンドームを必ず着用する

予防法についても、詳しく説明していきます。

①:洗浄液を使うなら弱酸性

現在このような膣専用の洗浄液が販売されています。

ただし、医師によっては、膣の自浄作用で十分と判断することもあり、一概にどちらが良いとは言い切れません。

膣内環境は外部からの介入に弱いことは事実です。

一方、膣内にこびりついた脂質やタンパク質は、お湯のみで洗い落とすのは難しいことも事実です。

これまで膣内を清潔に保つよう努力したつもりでもうまくいかなかったという場合には、膣専用洗浄液を1度試してみるとよいのではないでしょうか。

膣内環境は酸性に保たれているので、洗浄液を使う場合には必ず弱酸性のものを選んでください。

②:通気性のよい清潔な下着を身につける

湿度の高い環境は雑菌を育てます。

膣での雑菌の繁殖を防ぐためには、通気性のよい清潔な服装を心がけてください。

ショーツはナイロン製ではなくシルク製のものを選ぶ、ストッキングはひざ下のものを着用する、体調が悪くお風呂に入れないときでも下着だけは変えるなど、毎日の小さな工夫が鍵となります。

③:ストレスを溜め込まない

ストレスは免疫機能を低下させ、膣内環境の悪化をもたらします。

膣の嫌なニオイを防ぐためには、ストレスは定期的に発散して、溜め込まないように努力しましょう。

この他、免疫機能を低下させる要因として、糖尿病やステロイド薬・免疫抑制剤の使用なども知られています。

これらの持病や服薬がある方は、特にストレスへのケアが重要です。

④:運動する習慣をつける

免疫機能を高める生活習慣の1つとして、毎日の運動は大切な要素になります。

ポイントは全身を動かす運動であり、筋トレよりはウォーキングやストレッチ、ラジオ体操などがよいとされています。

重要なのは毎日無理なく継続することであり、運動そのものがストレスになってしまわないよう、リラックスして取り組めるものを選びましょう。

また、運動習慣はすそわきがの対策にもなります。

わきがは体内の不要な物質が汗として分泌されるため、汗をかく習慣がない人では、その分濃縮されたニオイが生じることになります。

老廃物は溜め込まずに、運動習慣の中でこまめに出してしまうことが大切です。

同じ理由で、ゆっくりお風呂に浸かって汗を流すことも効果的です。

⑤:セックスの時はコンドームを必ず着用する

性感染症を予防する上で、コンドームの着用は欠かせません。

ここで覚えておいていただきたいのは、コンドームは性行為の最初から最後まで着用することです。

性感染症は主に粘液を介して感染します。

これは、膣内だけでなく、のどの粘膜にもいえることです。

たとえ挿入時に着用していても、オーラルセックスの際にコンドームを使用していなければ、のどの粘膜に感染してしまうので、注意が必要です。


この記事を読んだ人は
こんな記事もチェックしています ↓

>デリケートゾーンを限りなく無臭にする3つの対策方法


まとめ

あそこがイカ臭くなる原因は、性感染症や膣内環境の乱れなどが考えられます。

膣内環境は非常にデリケートで、ストレスや疲労、不適切な洗い方などによって、容易にバランスが乱れては、イカ臭いおりものの増加を招きます。

ニオイを防ぐためには、膣や下着は清潔に保ち、ストレスへの対処法や運動習慣など、生活習慣への工夫も必要になります。

最後に、性感染症の中には子宮外妊娠や不妊につながるものもありますので、ささいな違和感であっても不安のある方は早めに産婦人科へ受診してください

イカの画像

nayami64では信頼に値する情報提供を心掛けています。ですがあなた自身の医療的な問題の解決を要する際は、自分自身で可能な限り早急に医者へ相談、および適切な病院等を受診するようにしましょう。(詳細は利用規約第3条に明記)

ABOUTこの記事をかいた人

nayami64編集部

nayami64編集部です。