一言にまんこを洗うといって、それがクリトリスなのかビラビラなのか、あるいは膣の内部なのかによって、洗い方や洗うときの注意点が異なります。

今回は、外陰部と膣内に分けて、その正しい洗い方とやっていいこと・やってはいけないことを具体的にご紹介していきます。

まんこ(外陰部)の正しい洗い方

泡立てた石けんの泡を持っている女性の画像

外陰部とは、大陰唇や小陰唇、陰核などを総称したもので、膣の入り口周辺を取り囲んでいる部分を指します。

ここでは膣内は含めずに、身体の外側に露出している部分の洗い方について解説していきます。

まんこを洗う正しい順番

まんこを洗う順番は、

  1. 陰毛
  2. 陰核(クリトリス)
  3. 小陰唇(ビラビラ)
  4. 小陰唇と大陰唇の間の溝
  5. 大陰唇
  6. 肛門

排便後にお尻を拭くときと同じように、手前から奥へと洗っていきましょう。

女性の外陰部には、膣の入り口だけでなく、そのすぐ近くに尿道も開口しています。

肛門周辺には常在菌が多数存在しており、奥から手前に操作して細菌を塗りつけてしまうと、膣炎や膀胱炎の原因となることがあります。

ボディーソープを使うときの注意点

外陰部を洗うときは、できるだけデリケートゾーン専用の洗剤を使用してください。

通常のボディーソープとは異なり、殺菌や脱臭、保湿、低刺激、弱酸性、黒ずみ予防など、まんこの環境を整えるための成分が多数配合されています。

ニオイやおりもの、かゆみなどの症状に悩んでいるときは、まず洗剤から見直してみることが一番の近道になるでしょう。

そうはいっても、今すぐ用意するのは難しい方もいらっしゃるかと思います。

その場合はボディーソープで代用することも不可能ではありませんが、いくつか注意点があります。

使用するボディーソープは必ず弱酸性のものに限ってください。

これは、膣内の環境は酸性に保たれているためです。

アルカリ性の洗剤を使用すると、膣内に付着してしまった際に環境が乱れる可能性があるため、使用は控えてください。

ただし、膣からは随時おりものが分泌され、膣内に異物が入り込めば、おりものが絡めとりながら排泄されます。

これを膣の自浄作用と呼んでいます。

このような仕組みがあるため、洗剤のせいで取り返しのつかないような状態に陥る可能性はそれほど高くありません。

健康な身体であれば、数日程度で膣内環境は元に戻ります。

しかし、疲労やストレスなどによって免疫力が低下しているような場合には、膣内環境が乱れると、一気に雑菌が繁殖してしまうこともあることを覚えておいてください。

デリケートゾーン専用のボディソープや石鹸についての記事もあるので興味がある方はご覧ください。

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ネットでふんわり泡立てる

外陰部を洗う際は、洗剤を十分に泡立てた上で、なでるように優しく洗ってください。

手を洗うときのように石鹸を直接つけてガシガシこするような洗い方は避けてください。

外陰部の皮膚は非常に薄く、簡単に傷がついてしまいます。

傷口は病原菌の基地となり、雑菌が繁殖する原因となります。

また、強い摩擦を繰り返すことで、皮膚が変色してしまい、黒ずみの原因にもなります。

力加減は洗顔と同じ

洗顔と同じように、たっぷりの泡でなでるように洗えば大抵の汚れは十分落ちます。

ただし、まんこは顔の肌と違って大きな凹凸があります。

大陰唇と小陰唇の間の溝や、クリトリスを覆っている包皮の内側などは汚れが溜まりやすいので、そういう部分においては指の腹を使って、汚れをこすり落とす程度の力であれば入れても構いません。

人によってはボディータオルを使う方もいらっしゃるようですが、これは絶対にやめてください。

たしかにまんこは汗もかけばムレてニオイを発することもあります。

しかし、まんこの皮膚は顔と同じくらいデリケートなことを忘れないでください。

最後に、洗剤を使った後は必ず泡が完全になくなるまで綺麗に流してください。

泡が残ってしまうと雑菌が繁殖しやすくなる上、毛穴が詰まってニオイやかゆみにつながります。

長い爪では洗わない

爪というのは身体の中でも特に汚い部分です。

風邪などの感染症がうつるときには、手が洗えていないことが原因の大半を占めることをご存知ですか?

病原菌はたしかに空気中にも存在しています。

しかしそれよりも感染しやすいのは、その病原菌のついた手で食事をしたり、鼻や口などの周囲を触って、体内に取り込んでしまうことです。

無意識にいろいろなものを触れる手には、想像を超えるような数の菌が付着しています。

汚れのたまりやすい爪ならなおさらです。

爪は汚いことを自覚し、爪が伸びている状態では外陰部を引っかいてしまわないよう十分な注意が必要です。

まんこ(膣内)の正しい洗い方

お風呂アメニティーのイメージ画像

ここまでは膣より外側の部分の洗い方をご紹介してきました。

ここからは、身体の表面には露出していない膣の内側の洗い方について解説していきます。

本来は洗う必要はない

膣内は自浄作用によって一定の環境に保たれています。

クラミジアや淋病などの性感染症や、閉経や卵巣摘出によるホルモン量の激減などによって、膣内環境が大きく乱れてしまうこともありますが、このような明確な理由がない場合には、今の状態がまんこにとってベストなのです。

まんこは私たちが手を加えずとも、良い膣内環境を保つよう日々働いています。

そして、ここに何か人工的な介入が入ることで、逆に膣内環境が乱れ、細菌が繁殖してニオイやかゆみを引き起こしてしまうのです。

膣内のニオイや違和感は洗うだけで簡単に治せるようなものではありません。

治すためには生活習慣を改善して、少しずつ膣内環境を整えることが必要です。

まんこの自浄作用はさまざまなきっかけを通して容易に崩壊してしまいます。

膣内を洗うのもその原因の1つですが、免疫力が低下することでも、正常な働きができなくなる原因となります。

まんこに気になることがある場合は、ストレスや疲れなど免疫機能を低下させる原因を排除させ、まんこがムレる服を着ない、下着は清潔に保つ、などの毎日の小さな積み重ねが大切です。

精製水の膣洗浄剤

洗浄剤といっても、内容は水です。

汗をかいた身体にさっとシャワーを流すようなもので、ニオイやおりもの量の改善にはつながりますが、それ以上の効果はありません。

今まさにニオイが気になる、という場合にはこちらの商品で十分効果が得られます。

その一方で、膣内の常在菌も一緒に洗い流してしまうことに留意が必要です。

使い過ぎには注意しましょう。

また、内容はただの水ですが、水といっても水道水ではありません。

ろ過や蒸留などによって不純物を取り除き、綺麗にした純粋な水が使用されています。

一度使った容器をとっておいて、水道水を入れてリサイクルするなどの行為は絶対にやめてください。

どうしても気になるときは膣専用の洗浄液を使う

「膣内環境を整えるためには全身管理が必要」それは分かったけど、

  • 一日中歩き回って汗がどうしようもない
  • 生理の終わりかけのニオイが気になる
  • セックスの直前にケアしたい
  • おりものの量がいつもより多い

など、「どうしても今すぐなんとかしたい!」ということもあるでしょう。

この悩みを解決するための商品として、膣内専用の洗浄剤が販売されています。

膣洗浄剤は、使い捨てビデとも呼ばれており、膣内に洗浄液を挿入することで膣内に溜まった分泌物をさっと洗い流すものです。

使用時・使用後には膣から洗浄液が排泄されるので、お風呂での使用が推奨されています。

使用の際は十分清潔な手で行ってください。

また、使用後、洗浄液が排泄されるまでにラグがあることがあるので、ショーツにはおりものシートをつけておくと安全です。

注意点として、使用は週2,3回までに留めてください。

パッケージにもそのように記載されています。

繰り返しになりますが、膣内は本来人工的な介入をするべき場所ではありません。

膣洗浄液も、本当に膣にとって良いものなのであれば、回数制限だってないはずです。

用量・用法を守って正しく使用してください。

膣洗浄液を選ぶのであれば次に説明する「乳酸入りの膣洗浄液」が膣に優しいです。

乳酸入りの膣洗浄剤

水単独ではなく、少しでも膣内環境に近付くように考えて作られた洗浄液です。

上記のように洗い流すだけではなく、そこで一緒に洗い流されてしまう良い成分を補えるよう設計されています。

膣内環境は、膣の常在菌であるデーデルライン桿菌という菌によって保たれています。

デーデルライン桿菌は乳酸を産生して膣内を酸性化していますが、一般的な細菌は酸性の環境下では発育・増殖できません。

こうすることで、膣内での雑菌繁殖を抑えているのです。

洗浄剤内に乳酸を含むものを用いれば、膣内環境を酸性に保つ手伝いをすることになります。

これによって、乱れた膣内環境をリセットでき、ニオイやおりもの量の改善効果が得られます。

やや価格は上がりますが、疲労やストレスなどで免疫力の低下に伴って膣内環境が乱れているような場合には、こちらの洗浄剤をおすすめします。


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まとめ

まんこを洗うときは洗顔のイメージを描きながら、肌と同じように優しく洗ってあげてください

順番は手前から奥、使って良いのは弱酸性の洗剤です。

順序や洗剤の種類にも意識を向けましょう。

また、膣内は自浄作用が働いて酸性に保たれており、本来は洗う必要のない場所です。

どうしても気になるときは、膣内専用の洗浄剤が販売されていますので、用途に合ったものを使用することもできます。

ただし、膣内環境を改善させる最も確実な方法は、生活習慣の改善であることを覚えておいてください。

まんこを正しく洗えた女性

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