デリケートゾーンが鉄臭い原因はさまざまです。

生理周期が関係していることもあれば、病気の可能性もあります。

この記事では、デリケートゾーンが鉄臭いときの原因と対策のほか、予防も紹介します。

デリケートゾーンが鉄臭い5つの原因

悩んでいる女性の画象デリケートゾーンからにおいがするのは、体に何らかの変化が起こっているサインであったり、毎日のケアが間違っているサインであったりします。

デリケートゾーンのにおいには色んなものがありますが、鉄臭い場合は5つの原因が考えられます。

生理前である

成熟した女性であれば、毎日おりものが分泌されます。

通常のおりものは、卵の白身のようにトロっとした状態で、やや酸っぱいにおいがするのが特徴です。

しかし、おりものは生理周期によって変化します。

変化の仕方には個人差がありますが、生理前になると、おりものの粘り気が強くなり、においが鉄臭くなる女性は多いです。

ほかに目だった症状がなく、生理周期に合わせて一時的にデリケートゾーンが鉄臭くなるのであれば、生理前であることが原因と考えれられるでしょう。

特に治療の必要はありませんが、あまりに強いにおいで気になるようであれば、デオドラント対策を行うと良いでしょう。

雑菌が繁殖している

デリケートゾーンの通気性が悪いと、汗や皮脂が溜まってしまってしまいます。

いわゆるムレた状態です。

汗や皮脂は、雑菌のエサとなり、雑菌はエサを食べて繁殖をする瞬間ににおいを発します。

このときのにおいが、人によっては鉄臭くなることがあるのです。

雑菌によるにおいはさまざまですが、生理中に同じナプキンを長時間つけっぱなしにしていると鉄臭くなることが多くなります。

放置していると膣内まで環境が悪化していくので、早めにケアすることが大切です。

炎症を起こしている

デリケートゾーンに細菌が侵入し、炎症を起こした場合も鉄臭くなることがあります。

デリケートゾーンの炎症は出血を招くことがあるため、おりものなどに血が混ざりやすく、結果として鉄のようなにおいが発せられるのです。

膣炎を起こしている場合は、においだけでなく、デリケートゾーンに強いかゆみや腫れ、熱を持った感じといった症状が起こりやすいです。

また、おりものに異変が生じることもあり、色がついたり、量が増えたり、水っぽくなったりといった症状がみられます。

鉄臭いにおいだけでなく、ほかの症状もある場合は、炎症を疑うと良いでしょう。

免疫力が低下している

デリケートゾーンには、外敵の侵入を防ぎ、自分たちで環境を整えられる「自浄作用」があります。

子宮内膜や子宮頸管から分泌された液体の集合物である「おりもの」も、自浄作用の役割を担っています。

また、膣には常在菌がいて、常に膣内を酸性に保つことで外敵の侵入や増殖を防いでいます。

しかし、体の免疫力が低下すると、こうした自浄作用も低下してしまいます

そうするとデリケートゾーンへの外敵の侵入を許してしまうため、トラブルが起こりやすく、症状のひとつとして鉄臭いにおいを発することがあるのです。

すそわきがである

わきがといえば、ワキに起こりやすいイメージですが、実はデリケートゾーンにも起こります。

それが、すそわきがです。

すそわきがは、アポクリン汗腺からでる汗が主な原因となります。

これに脂肪酸や尿の成分が混ざることで、強い臭いを発します。

すそわきがのにおいは、食事内容の変化によって変化することがあります。

尿の成分が変わった場合や、生理中で経血も混ざることによっても変化しやすいです。

また、すそわきがのにおいには個人差があります。

ネギ臭い、チーズ臭いと感じる人が多いですが、中には鉄臭いと感じる人もみられます。

父親母親のどちらかがわきがだと、遺伝している可能性が高いです。

また、すそわきがの場合は、下着に黄色いシミができることがあります。

デリケートゾーンが鉄臭いときの4つの対策

診察している女性の画象デリケートゾーンの鉄臭さは、身近な対策で改善することができます。

ここでは、おすすめの対策を4つ紹介しましょう。

おりものシートを使用する

体質的におりものが多い人は、雑菌対策のためにおりものシートを使用するのがおすすめです。

また、生理前やデリケートゾーンの炎症が原因でおりものが一時的に変化している人にも、おりものシートは役立ちます。

吸水性に優れたおりものシートを使えば、デリケートゾーンがムレることがなく、また、下着を汚す心配もなくなります。

ただし、おりものシートを使う場合はこまめに取り替えることを忘れてはいけません。

おりものシートを長時間使用していると、吸水力の限界を超えて、結果として余計にムレることとなります。

おりものシートは、トイレに行くたびに取り替えるのが理想ですが、それが難しい場合は1日3回くらいの頻度で取り替えるよう心がけましょう。

デオドラントグッズでケアする

鉄臭さに限らず、デリケートゾーンのにおいは多くの女性の悩みです。

そのため、デリケートゾーンには専用のデオドラントグッズがあります。

デオドラントグッズには、雑菌の繁殖を抑えたり、汗を抑えたり、吸水することで余分な水分を取り除いたりといった効果が期待できます。

刺激に弱い部分に使用することもあり、肌に優しい配慮をしたものが多いのも特徴です。

保湿や肌の保護に優れた働きを持つ成分が配合されているので、炎症によるかゆみを抑える効果も期待できます。

体臭が強くなる食べ物を避ける

すそわきがの項でも触れた通り、食事内容はにおいに影響を与えることがあります。

悪臭の原因となるのは、脂質や油分が多い揚げ物やジャンクフード、動物性たんぱく質が含まれる肉類といった食べ物です。

中でも肉類は、消化の過程でアンモニアを発生させるため、デリケートゾーンのにおいを強くしやすいです。

また、アルコールの飲み過ぎも注意が必要です。

アルコールの代謝は内臓に負担をかけやすく、結果として腸内環境の悪化を招きます。

腸内環境が乱れると悪臭の原因となる悪玉菌が増えるため、デリケートゾーンのにおいが強くなるおそれがあります。

こうした食べ物はできるだけ控えましょう。

婦人科で病気を検査する

デリケートゾーンに炎症を起こす病気はさまざまです。

原因を特定するためには、婦人科を受診して検査を受けましょう

独断で「問題ないと」決めつけるのは危険です。

病気の中には、放置していると下腹部痛や発熱を招いたり、女性器の病気を引き起こすものもあります。

将来的には不妊症の原因にもなり得るので、早めに治療を行うことが大切です

早期発見・治療ができれば、おおむね半月~1か月程度で治すことができます。

婦人科の検査に抵抗がある女性は多いですが、自分の健康と将来のために、思い切って受診しましょう。

デリケートゾーンの鉄臭さを予防する5つの方法

ハートを持っている女性の画象デリケートゾーンの鉄臭さが解消されたら、次は予防を心がけましょう。

ここでは、手軽に始められる5つの予防方法を紹介します。

デリケートゾーンの通気性を保つ

雑菌の繁殖を防いだり、すそわきがのにおいを悪化させないためには、デリケートゾーンの通気性を保ちましょう

そのためには、デリケートゾーンに密着する衣類選びに気を付けてください。

たとえば、下着はナイロン製のような化学繊維のものは避けましょう。

ストッキングやタイツを履く場合は、吸収速乾機能があるものを選んでください。

素材だけでなく、サイズにも気を付けたいところです。

ゴムで締め付けるようなキツいサイズのものは、デリケートゾーンの通気性を悪化させます。

パンツやジーンズにも同じことが言えるので、体に合ったサイズのものを着用しましょう。

洗いすぎに注意する

デリケートゾーンの自浄作用は、膣内の常在菌や分泌液によって保たれています。

デリケートゾーンの洗い過ぎは、こうした自浄作用を保つものを洗い流すことにつながるので注意しましょう。

中には鉄臭いにおいが気になるからと、入浴中に石鹸でデリケートゾーンを洗っている人もいことでしょう。

しかし、これはかえって逆効果となります。

さらには、石鹸による刺激でかゆみや炎症まで引き起こしかねません。

デリケートゾーンを洗うときは、指の腹を使って優しく洗いしましょう

雑菌のエサになる恥垢をきれいに落とすように意識してください。

どうしても石鹸で洗いたい場合は、デリケートゾーン専用のものを使いましょう。

そのときも石鹸を直接つけず、泡立てたものを優しくつけるようにしてください。

甘い食べ物を控える

女性が大好きな甘い食べ物ですが、デリケートゾーンのにおいを抑えるためには控えたいところです。

中でも注意したいのが、白砂糖を使ったお菓子類です。

白砂糖の摂り過ぎがにおいの原因となる理由は、2つあります。

それは「腸内環境を悪化させること」と「体内の酸化を招くこと」です。

まずは1つ目の理由からみていきましょう。

白砂糖を吸収するためには、体内のビタミンやミネラルをたくさん消費しなければなりません。

その結果、栄養不足が起こり、腸内環境が悪化してしまいます。

腸内で悪玉菌が増えるとにおいが強くなるのは先述の通りです。

2つめの体内の酸化は、皮脂の酸化を招くことにつながります。

これが汗の酸化を招くことになり、においを悪化させるのです。

特にすそわきがの人は気を付けましょう。

規則正しい生活を送る

免疫力を高めるためには、毎日の規則正しい生活が欠かせません

食事面では栄養バランスに気を配るほか、食事時間を一定にするよう心がけましょう。

睡眠管理も大切です。

平日も休日もできるだけ同じ時間帯に起床して、寝る準備も揃えましょう。

夜更かしは厳禁です。

こうした一定の生活リズムを保つコツは、ストレスを溜め込まないことです。

趣味に打ち込める時間や、家族や友人と過ごすリラックスタイムを意識して設けるようにしましょう。

適度な運動もストレス解消にはおすすめです。

運動不足解消になるほか、寝つきが悪いときはスムーズな入眠につながります。

婦人科で定期的に検査を受ける

デリケートゾーンに炎症を起こす病気の中には、再発を繰り返すものがあります。

一度治したからと安心せず、定期的に婦人科で検査を受けましょう

パートナーがいる場合は、一緒に予防を心がけるとより効果的です。

パートナ間での感染を予防することができます。


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まとめ

デリケートゾーンのにおいケアは、エチケットのひとつと言っても過言ではありません

鉄臭いにおいがすると、パートナーにも心配をかけてしまいます。

治療が必要なケースもあるので、気になったら早めに対策を行いましょう

その後は、デオドラントグッズなどを使ってしっかり予防してくださいね。

デリケートゾーンが鉄臭い女性の画像

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