多くの女性が密かに気にしているのが、デリケートゾーンの黒ずみ。
スーパーでも購入できる「重曹」で、ケアできることをご存知ですか?
デリケートゾーンの黒ずみに重曹が効果を発揮するメカニズムや使い方を解説します。
パッと見るための目次
デリケートゾーンの黒ずみには重曹が効果的って本当?
デリケートゾーンの黒ずみって、二度と落とせないと思っていませんか?実は身近なものを使って落とすことができるといわれているんです。
それが「重曹」です。
重曹がデリケートゾーンの黒ずみに効果的といわれる理由は2つあります。
重曹がデリケートゾーンの黒ずみに効果を発揮する理由①
デリケートゾーンの黒ずみの正体は、シミやソバカスの原因となることでも知られている、メラニン色素です。
メラニンによる黒ずみを消すには、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促して、黒ずんでいない皮膚を新たに作り出さなければいけません。
重曹にはそれを助ける働きがあるのです。
具体的には、色素が沈着している肌を研磨することで、キレイな肌が表面に出てくることを促しています。
重曹がデリケートゾーンの黒ずみに効果を発揮する理由②
デリケートゾーンの黒ずみを悪化させているのが、毛穴に溜まっている汚れです。
重曹には毛穴汚れを洗浄する力があるため、デリケートゾーンの黒ずみにも効果的とされています。
そもそもデリケートゾーンが黒くなる原因は?
黒ずみの正体である「メラニン色素」が作られる原因とは、何なのでしょうか?
それは、体がもっているバリア能力にあります。
顔にシミやソバカスができるのは、紫外線による刺激を感知して肌を守ろうとした結果です。
一方で、デリケートゾーンに黒ずみができるのは、毎日の生活による摩擦や刺激が原因となっています。
たとえば、歩行による摩擦や自転車に乗ったときの刺激でも、メラニンは作られてしまいます。
つまり、メラニン色素ができることは自然なことなのです。
そのため、デリケートゾーンの黒ずみは、一度消えてもこまめにケアしないと再びできてしまう可能性があります。
デリケートゾーンの黒ずみケア!重曹の効果的な使い方ポイント3つ
ここでは、重曹でデリケートゾーンの黒ずみケアするときに知ってくべき3つのポイントを解説します。
重曹の種類を選ぶ
重曹を買いにスーパーマーケットへ行くと、色んな種類が売られていることが分かります。
重曹を大きく分類すると、食品用(肉を柔らかくする、ホットケーキ生地を膨らませる)と掃除用(台所や排水溝などの汚れを落とす)の2種類に分けられます。
デリケートゾーンの黒ずみケアには、食品用の重曹を選びましょう。
食品用の重曹の方が、粒が細やかで肌に低刺激です。
また、万が一口に入ってしまってもトラブルが起こりにくいという安心感があります。
ボディソープに混ぜて洗う
ボディソープに重曹を混ぜてスクラブ石鹸のようにして使うというのが、主な使い方です。
ただし、ボディソープを直接デリケートゾーンにつけてしまうと刺激が強く、肌荒れを起こす可能性があります。
少量の重曹を加えてボディソープを泡立ててから、デリケートゾーンにつけるようにしましょう。
また、重曹で洗ったからといって一度で黒ずみが落ちるわけではありません。
早く効果を出そうと、ゴシゴシと強く洗わないようにしましょう。
一般的に肌のターンオーバーの周期は、約28~56日といわれてます。
結果が出るまでは気長に待ちましょう。
重曹を浴槽のお湯に混ぜて入浴する
重曹が持つ毛穴の汚れ落とし効果を、デリケートゾーンだけでなく、全身で受けたいという場合は、重曹を混ぜたお湯に浸かる方法がおすすめです。
通常通りに浴槽にお湯を張ったら、大さじ2~3杯程度の重曹を入れてよく混ぜましょう。
そして、いつも通りお湯に浸かってください。
デリケートゾーンの黒ずみを重曹でケアするときの注意点
重曹は比較的安全に使用できるものですが、使い方を誤ると思わぬ肌トラブルを招くことがあります。
ここでは特に注意して欲しいことを3つ解説します。
しっかり洗い流す
ボディソープに重曹を混ぜた場合も、重曹入りのお湯に浸かった場合も、すすぎ残しがないように、お風呂上りにはしっかりと洗い流すように注意しましょう。
肌に重曹がついたままお風呂から上がってしまうと、粒々が残っていて不快なほか、肌荒れを起こす原因になります。
重曹を使った日は、いつも以上に念入りにシャワーを浴びましょう。
保湿を忘れずに行う
ターンオーバーを促すために肌を研磨しているため、デリケートゾーンはいつも以上に刺激に弱くなっています。
そんな肌を守るためには、保湿ケアが欠かせません。
重曹を使った後は、デリケートゾーン専用の保湿クリームやローション、美容液を使ってケアしてあげましょう。
これらのものが用意できない場合は、ドラッグストアでも入手できるワセリンを使いましょう。
ワセリンは、赤ちゃんの肌にも使える保湿剤です。
黄色ワセリンでも構いませんが、より純度が高い白ワセリンの方が刺激に弱いデリケートゾーンにはおすすめです。
保湿を怠ることは、デリケートゾーンを刺激に対して無防備な状態で放置することにつながります。
つまり、メラニン色素が作られやすいということです。
これでは、重曹で黒ずみケアをしても意味がありませんよね。
お風呂上がりのケアも黒ずみ対策には重要です。
肌荒れを起こしたら中止する
もともと肌が弱い人や、体調によってデリケートゾーンが刺激に弱くなっている人は、重曹を使うと、肌荒れを起こすことがあります。
強いかゆみや痛み、腫れといった異変が起こった場合は、無理してケアを続けずに必ず使用を中止してください。
保湿ケアをしっかりと行っても肌の状態が改善しないようであれば、婦人科に相談することも視野に入れましょう。
デリケートゾーン専用の美白クリームで仕上げケア
黒ずみの正体であるメラニン色素は、日常の何気ない動作によっても作られます。
そのため、デリケートゾーンの黒ずみを完全になくすことは難しいです。
それでも黒ずみケアを効率的に行いたい、重曹の効果をできるだけ維持したいという場合は、美白クリームを使用するのがおすすめです。
ここでは、デリケートゾーン専用の美白クリームのおすすめを3つ紹介します。
イビサクリーム

脱毛サロンとして有名なブラジリアンワックスが、日本人女性の肌質に合わせて開発した美白クリームです。
メラニンの生成を抑制するトラネキサム酸が美白効果を発揮します。
2016年の調査では日本で最も人気があるデリケートゾーン専用の美白クリームです。
価格:7,000円(税別)
容量:35g
主な成分:トラネキサム酸、グリチルリチン酸2K、サクラ葉抽出液、オウゴンエキスなど
ヴィエルホワイト

使用者の93%以上がリピートするという、人気の美肌クリームです。
ジェル状なので使用感が良く、肌にサラッと馴染みます。
着色料、紫外線吸収剤、動物性原料、シリコン、パラベンといった肌に刺激を与える添加物が使用されていないのも嬉しいポイントです。
価格:9,960円(税別)
容量:30ml
主な成分:トラネキサム酸、アルピニアカツマダイ種子エキス、トリプルヒアルロン酸など
ホスピピュア

湘南美容外科の監修によって開発された美白クリームです。
乳首の色素沈着用に作られたものですが、どちらもメラニン色素が原因であることからデリケートゾーンの黒ずみにも使用されています。
植物エキスを中心とした成分配合で、肌に優しいのが特徴です。
価格:9,000円(税別)
容量:30g
主な成分:トラネキサム酸、オリーブスクワラン、シアバター、海藻エキス、ローズマリーなど
まとめ
食用の重曹は、デリケートゾーンのみならず、全身の毛穴汚れや黒ずみに効果的な便利アイテムです。
しかし、使い方を誤ったり、その後のケアを怠ると、肌の状態を悪化させてしまうことがあります。
正しい使い方をマスターしてから活用してくださいね。